電脳駄菓子屋

日暮里の駄菓子問屋

 最近、駄菓子屋を見かけることが少なくなり、私自身非常に寂しい。昔(今から30年位前)は親から1日10円程度のおこずかいをもらい、そのお金で十分な買い物が出来る駄菓子屋に毎日通ったものです。今の駄菓子は綺麗に包装されコンビニなどにメジャーなお菓子メーカーと一緒に棚に陳列されていて、何か場違いな気がします。やっぱり駄菓子はバァさんが愛想無しに売っていなければ、いけないと思うのです。
 どう思い出してみても「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございました」などと言う言葉など掛けられた記憶など有りません。店の中に何時までも居ると「買わないならさっさと帰れ」と追い出されたりしました。
 今思えば客をぞんざいに扱っていたつけが廻り、駄菓子屋は衰退したのではないかと思います。 (本当の話は不衛生が原因らしい) そして現在も細々と営業している駄菓子屋には、コンビニなどでは見かけないチョーレア物のお菓子やおもちゃが、30年以上も進化もせず生き延びてたりします。
 ここで私がレア物をGET出来る駄菓子屋の見分けかたを紹介しましょう。間違っても渋谷や池袋などコギャルが集まる駄菓子屋に行ってはいけません。食べ方や遊び方を教えてくれるバァさんが居ない駄菓子屋など駄菓子屋ではありません。


レア物がGET出来る駄菓子屋

その一 バァさんが店番をしている。(父ちゃんが専業でやるほど儲からない)
その二 店の前にガチャポンやレア物のゲーム機(インベーダーゲームなど)を置いて有る。
その三 店の名前が無い。(店の名前は近所のガキどもが付けるのが基本だ。店のバァさんの名前や特徴で店の名が決まる。)
その四 有名メーカーのお菓子が置いていない。(駄菓子にはメジャーのお菓子のパクリの物が多いのでおのずと一緒には並べられない?)
その五 お湯が用意してある。(最近はパクリのカップ麺が置いて有るのでその場で食べるガキに必要だ。)
上記を参考に皆さんも、ご近所を子連れで散策してみたらいかがでしょうか。きっと懐かしい物に出会えるはずです。

大人駄菓子グランプリ(駄菓子の試食会) 見かけは綺麗になった駄菓子だが、味は進歩したのだろうか?
駄玩具の紹介 おもちゃ屋には置いていないチープなおもちゃ。


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