昭和のくらし博物館

この博物館は昭和２６年に建てられた民家で、ここで４５年間暮らしていた人たちの家財をそのまま譲り受けて資料館とした所です。３０年代に生まれた方は感涙物で、幼年期の思い出が蘇えってくるのではないでしょうか。私自身も古い自宅にあった急階段や、歩くと共振する木枠の窓、ちゃぶ台などがあって感動しました。 　洋間の生活に慣れてしまった都会人には、住宅メーカーやマンションの和室とは違う畳のぬくもりが心地よい所ですが、暮らしていた人が建て増した部分は残念ながら今時の家(談話室に利用されている。）になっています。　　この談話室は見学者の休憩場所になっていて学芸員さんがお茶を出してくれますが、他人の家におじゃましている雰囲気で恐縮してしまいます。 　また、こども向けに「捜し物クイズ」をくれるので、小学生が訪れてもけっこう楽しんでくれます。	付近図
とても博物館とは思えない外観。左の白壁の建物は 受付。その奥は増築部分。 久が原駅から来ると野津原医院横の路地を入る。のぼりが無ければ気が付かないぞ！